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新米コーヒーマイスター
Youkiのコーヒー録

第1話 「おいしいコーヒーはプロしか淹れられない?」

誰でもおいしいコーヒーは
淹れられます!

「おいしいコーヒーはプロしか淹れられない?」

新米のクセに生意気なことを言います・・・

「誰でもおいしいコーヒーは淹れられます!」

抽出は1割程度に過ぎない

コーヒーの味は生豆8割だとか、生豆と焙煎で9割だとか言われています。これまで、この言葉を聞いて頭をよぎってもなんとなく誰もが口に出してこなかったことを言います。

「抽出は1割程度に過ぎない」のです。

もちろんお客様に提供するときはできるだけ100点満点を目指しています。

しかし、家でコーヒーを飲むときは98点だろうが、90点だろうが気にしません。コーヒーを美味しいと感じる要素は別にあると考えているからです。

第2話 「コーヒーは料理と一緒」

料理は愛情!?

自分のために適当に作る料理と 誰かに美味しいものを食べてもらいたいと思って作る料理とでは 全然違いますよね。

そして、ちょっとぐらい料理に失敗してもおいしいごはん作ったよと笑顔でごまかせば、よっぽのことがない限り、おいしいって言ってもらえる・・・
料理は愛情って言いますもんね。

コーヒーも料理と一緒!

コーヒーも同じです。

私もハンドドリップを覚えたての頃は不安で不安でそれが伝わったのか首をかしげるお客様も最初は多かったように思います。

それでも、「自分でも美味しいコーヒーが淹れられるんだ」と思うようになってからは、 特にハンドドリップの仕方を変えたわけではないのに自然とおいしいと言ってくださる方が増えました。

コーヒーも料理と一緒!

心を込めて、おいしいと思うコーヒーを淹れるから美味しいんです。

第3話 「コーヒーはプロレスだ」

音を消していると物足りない!?

私がまだ小さいころにプロレスを見ることにはまっていた時期があります。

ふと深夜に目が覚めてしまいテレビをつけると、若かりしときの僕の大好きだった武藤の試合をやっていました。そんな時間にテレビを見ようものならこっぴどく怒られるので、こっそりと音を消して見ました。

アクロバティックな武藤が大好きで画面からは派手に動き回る武藤がいたのですが、いつも熱狂するはずのプロレスに何かが足りないと感じました。

それは音を消していたので解説と実況がまったく聞こえなかったのです。物足りなさを感じてすぐにTVを消して寝ました。

美味しいポイントを知ったコーヒーは美味しく感じる

話が長くなりましたがコーヒーも同じことが言えるのではないでしょうか。

先日、うちの焙煎人から「このコーヒーすごい不味いんだけど飲んでみて」と渡されたコーヒーを飲みました。

すると雑味があり確かに美味しくないように感じました。

次に「こっちのコーヒーはシナモンのようなスパイシーな味がするよ」 と別のコーヒーを渡されました。

確かに、奥深いスパイシーな味わいを感じ「こっちの方がおいしいですね」と素直に感想を述べたら「まだまだだな」と言われました。

実はこれ同じコーヒーだったのです。

この話は僕の味覚が未熟だとか、焙煎人がいじわるだとかそういう話ではありません。 僕が言いたいのは美味しいポイントを教えてもらったコーヒーは美味しく感じるということです。

ただ、何も考えずに飲むコーヒーよりも「ブルーベリーのような」や「チョコレートのような」や「赤ワインのような」というような解説を知っておくと格別にコーヒーは楽しく飲めます。

第4話 「コーヒーとビール」

同じコーヒーなのに違う印象!?

あれ!?この間飲んだら美味しかったはずなのに。今日飲んだらいまいちだな。

逆に、この前飲んだらあんまりおいしくなかったけど今日はしっくりくる。

こんなことコーヒーを飲んで思ったことありませんか?

僕がコーヒーを覚えてすぐのころ同じコーヒーなのに、違う印象を受けたとき、答えの出ない問いかけをし続け、疲れてしまいました。

コーヒーの鮮度が落ちたのかな?逆に熟成されたのかな?ハンドドリップの仕方が良かったのかな、悪かったのかな?などなど、堂々巡りで結局何が原因かわからないままでした。

気候とコンディションによって味の印象は変わる!

これは最近になって気づいたことですが、その時の気候と自分のコンディションによってコーヒーの味の印象は変わります。

当たり前といえば、当たり前ですよね。

ビールで言うなら真夏の喉がカラカラの時に飲むビールともうお腹が一杯の時に飲むぬるくなったビール全然違いますよね

寒い時と暑い時に飲む温かいコーヒー・・・

今の例えはわかりやすいですけど、晴れた日と雨の日で飲むコーヒー疲れている時とそうでない時、こういうこともコーヒーの味の印象に影響することはあまり意識しないのではないでしょうか。

あれ!?なんか今日のコーヒー違うと思ってもまた、明日飲んでみるかぐらいの方が僕はコーヒーを好きでいられると思います。

第5話 「スペシャルティだからいいとは限らない」

最低点が最高点!?

コーヒーをスプーンですくって飲み比べることをカッピングといいます。 点数をつけて80点以上をついたものをスペシャルティといいますが、最初のころに行っていたカッピングセミナーでは僕が最低点を付けたものが、その時の最高点のスペシャルティ―コーヒー・・・。なんてことがよくありました。

スペシャルティが好き

それからカッピングを何回か練習して、スペシャルティとはどういうものか理解して少しずつ点数もまともな点数をつけられるようになりました。 こういうカッピングセミナーに行くと高い確率で新米の僕なんかよりコーヒー歴の長いベテランの人がスペシャルティに低い点数をつける光景をよく見ます。

それは、その人が素人だから、なのではなく以前の僕のような素人のお客様を相手にしているプロだからだと思うのです。スペシャルティだから、誰もが美味しいと思うわけではありません。僕はスペシャルティが嫌いでした。でも今はスペシャルティが好きです。

かなり上から目線で先ほどは「素人」という言葉を使ってしまいましたが、スペシャルティを好きになるためには段階がありました。 次回からはこのことをお伝えします。

第6話 「コーヒーとお米」

スペシャルティは
かっこいい!?

スペシャルティコーヒーはシングルで飲むほうが良いと思います。なんでか? そっちの方がかっこいいからです。僕はカタチから入るタイプです。

カフェで「ブレンドください。」と頼むより「エチオピアください」と 産地で頼むほうがちょっと最初はためらいがありましたけど、カッコよさげです。

お米で考えてみると実はこの考え方も間違ってないかなと思います。 「ブレンド米」よりも「魚沼産コシヒカリ」と有名な産地のお米のほうがおいしいというのは一般的な考え方ですよね。

僕のスペシャルティへの第一歩はそんな些細な事でした

第7話 「コーヒーのピーク」

コーヒー豆を挽いた瞬間

コーヒーを淹れて一番テンションが上がるとき・・・それは心を込めて作ったコーヒーを一口含んだとき?コーヒーを飲みこんだときの余韻を楽しむとき?あるいは香りを嗅いだとき?色々ポイントがあると思いますが、僕が一番好きな瞬間は「コーヒー豆を挽いた瞬間」です。

朝ちょっとだけ、早く起きて目をこすりながら手動でぐるぐるとコーヒー豆を挽きます。 寝ぼけながら、頭を使わずひたすらぐるぐる回します。そうしているうちにふわーっと幸せな気分になる香りがただよいます。

香りを楽しむ

スペシャルティコーヒーが好きになったきっかけも香りでした。味だけで考えると酸味が強くて飲みづらいものもたくさんありました。しかし、香りだけで好きになれるコーヒーがスペシャルティにはありました。

香りを楽しむということ意識し始めてスペシャルティをだんだん好きになっていきました。

第8話 「コーヒー豆の日常」

かかる手間も楽しい
コーヒータイム

僕はつい最近まで家でコーヒーを飲むときはインスタントコーヒーでした。お気に入りの銘柄がありましたが、コーヒーを楽しむというよりは、眠気覚ましにとりあえず飲むという感じでした。今では、毎朝、余裕を持ってコーヒーを楽しんで朝を過ごすことが日課になり、眠気覚ましコーヒーを飲むときも、気分転換もかねて、豆を挽いてハンドドリップでコーヒーを淹れます。

当店はインターネット販売をしており、発送をするスタッフさんがたくさんいるのですが、彼女たちはお昼休憩にコーヒーを飲むことが日課です。以前はインスタントコーヒーを飲んでいましたが、今はコーヒーメーカーを使って当店のコーヒーを飲んでいます。インスタントコーヒーも休憩所に用意してありますが、まったく減りません。当店のコーヒーを買って、スタッフさん達で味比べをして楽しんでいます。

コーヒー豆を買うところから、コーヒーを飲むことに最初はハードルの高いことのように感じますが、習慣になれば、かける手間も含めてコーヒーを楽しめます。

第9話 「スローライフとマルシェ」

時間とコーヒー

コーヒー豆を挽き、ハンドドリップでコーヒーを淹れる...時間をかけることがよりコーヒーをおいしく感じる要素だと思います。あるタレントさんがTVで時間をかけてコーヒーを淹れているのを見たことがありますが、コーヒーが好きだから時間をかけられるのかな思っていましたが、時間をかけるからコーヒーが好きになるのかなとも思います。

コーヒーに興味を持ちはじめ、色々飲み比べたいと思うようになり、そんな時にはコーヒーの店舗がたくさん出ているマルシェに行きます。雑貨屋さんを巡って、スイーツを食べて、休憩してコーヒーを飲んで・・・こんな風に過ごすマルシェが大好きです。

まだ、コーヒーに興味がないときに行ったマルシェでコーヒー飲むのにものすごい行列に並んだことがあります。そのときは、ハンドドリップで丁寧に淹れてもらっても、「もっと早くしてよ」と心の中で思っていましたが、今では待っている時間にコーヒーの香りを感じることもマルシェに行くときの楽しみになっています。ぜひ、コーヒーに興味を持ったらマルシェにお出かけください。

記事作成者ご紹介

渡辺 祐樹(わたなべ ゆうき)
年齢:三十路

料理が大好きで愛する奥さんを笑顔にすることに情熱を燃やす毎日、そんな中、スペシャルティコーヒーと出会いその魅力に惹きつけられる。

  • 調理師
  • 【日本スペシャルティコーヒー協会】コーヒーマイスター
  • 【日本スーパーフード協会認定】スーパーフードエキスパート/雑穀スーパーフードマイスター/ビューティースーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター
  • 【日本雑穀協会認定】雑穀エキスパート
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